章序 栞
Shojo Shiori
章序 栞
物語は、ページを閉じたあとも終わりません。
章序 栞は、物語の先に残る余熱をすくいあげ、言葉として残す場所です。
栞録について
栞録(しおりろく)とは、物語を読み終えたあとに、心に残り続ける火種を記録したものです。
物語には、あらすじだけでは語り尽くせないものがあります。
ページを閉じたあとも消えずに残る感情。
ふとした瞬間に思い出される一文。
言葉にならないまま、静かにくすぶり続ける余熱。
栞録は、それらを失わないために残した記録です。
栞録が記すもの
栞録は、いわゆる物語の内容を説明、単にレビューをしているものではありません。
読む中で立ち止まった一文。
感情が動いた瞬間。
読み終えたあとに残された感覚。
物語そのものではなく、物語が心に残した痕跡を記録します。
それは感想でありながら、同時に、次の読者へ手渡される栞でもあります。
物語は、ページを閉じたあとも終わりません。
誰かの中に残り、形を変えながら生き続けます。
栞録は、その余韻を言葉として残し、まだ見ぬ読者へと手渡すことを目的として綴っています。
最後に
ここに残された言葉が、あなたと物語が出会う、小さな標になりますように。
そして、あなたの心へ、そっと灯りますように。